オスグッドの治療について
About Osgood's treatment
このページにたどり着かれたということは、小・中学生によく発症するオスグッド病(ヒザの成長痛)について「成長痛って時期がくれば治るものじゃないの?」「そもそも治療する方法あるの?」「オスグッド(ヒザの成長痛)ってなんでなるの?」など様々な疑問をお持ちでこのページにおこし頂いたのではないでしょうか。
これから、当院のオスグッド病に関する治療法や取り組みについてご紹介させていただきます。
今、このようなことでお悩みではありませんか?
- ・ 屈伸運動が痛くてできない
- ・ 運動をした後に痛みがひどくなる
- ・ 走ったりジャンプすると痛む
- ・ ヒザの下の骨が膨らんでいる
- ・ ヒザの下の骨が痛む
- ・ 正座ができない
- ・ ストレッチをしているが改善しない
- ・ 成長痛だから休みながらじゃないと仕方がないと言われた
このような症状があるからスポーツを休むしかない、安静にするしかない。とあきらめる必要はありません。
オスグッドの本当の原因を知っていただき、正しい対処をすれば改善することができます。
まず、オスグッド病の痛みを出している場所がどこなのか確認してみましょう。皆さんはオスグッド病ってどこが痛くなっているかをご存知ですか。痛めている場所を正しく理解していただくことで早期回復につながります。
痛みを出しているのは、お皿の下にある骨の部分なのです。その骨は、足首からひざ下まである骨の上側になります。
文章だとわかりにくいので図で見てみましょう。
オスグッド病は、太ももの筋肉が疲れて硬くなり、すねの骨の部分に炎症を起こして痛みを出します時には骨が腫れ上がることもあります。
オスグッド病の原因には筋肉の硬さや姿勢の悪さが大きく関係しています。
《筋肉が硬くなると骨が痛む》
足の疲れが蓄積し太ももの前の筋肉が硬くなってしまうとひざ下の骨を筋肉が引っ張ってしまうことで痛みを出します。太もも前の筋肉というものは、足の付け根からひざ下まで付いています。足の疲れがひどくなると筋肉は固く縮み筋肉の付着部である骨を引っ張ってしまい痛みの直接的な原因を作ってしまいます。
《姿勢が悪いと筋肉も硬くなる》
近近頃、スマホやパソコンが身近なものとなりお子様の姿勢を気になさる親御さんも多いと思います。
普段の姿勢や癖などにより「使っている筋肉」や「関節の動かす範囲」が知らず知らずのうちに制限されてくるのです。姿勢が悪い状態が続けば、動きを制限された筋肉や関節は硬くなってしまい痛みを引き起こす原因となってしまいます。
- 1. 硬式のテニスボールをご用意ください。
- 2. 仰向けで寝ていただき、テニスボールをヒザ関節の裏側に挟み、ゆっくりと膝を抱くように曲げましょう。痛みが出ない程度に5回ほど繰り返します。
- 1. イスに座った状態で太ももの上下を写真のようにつかみます。
- 2. 太ももをつかんだまま、足の付け根の方とひざの方にゆっくり引っ張りましょう。足の付け根よりとひざよりを分けて、上下3回ずつ行ってみましょう。
オスグッドになったから練習を休んで治るのを待つしかないということはありません。オスグッドになった原因を正しく理解し、正しい処置をすることで早期に復帰が可能です。
当院に来院される子供の多くは3回の治療で改善し、当院独自のセルフケアを続けることで再発もほとんどありません。
あきらめずに、大好きなスポーツをするために一緒に治療に取り組みましょう。
市位整骨院・鍼灸院にはたくさんのオスグッドで悩む患者さんが来院されています。
そのほとんどの方が改善され、たくさんの喜びの声をいただいております。